「日本版ホスピタリスト」の育成制度の紹介<日米医学医療交流財団>

 
日米医学医療交流財団 会長 黒川清先生から
「日本版ホスピタリスト」の育成制度 をご案内いただきました。
 
ご興味のある方は日米医学医療交流財団ホームページをご確認ください。
http://www.janamef.jp
 
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こんにちは。黒川清です。
本日は、私が会長を務める日米医学医療交流財団が新たに主軸とした、「日本版ホスピタリスト」の育成制度について紹介したいと思います。
 
皆さんご承知のとおり、現在の少子高齢化社会における日本の医療課題である、認知症患者の増大や医療費の問題を解決するためには、今までのタテに分科してきた専門医の育成ではなく、皆さん方のような、プライマリケア、総合内科をキチンとやれる医師の育成が極めて重要です。
 
そこで、当財団では、このようなホスピタリスト・総合診療医を育成したいと考え、新たに「日本版ホスピタリスト」の育成のため、海外臨床研修の支援制度を作りました。以下に詳細を記載します。レジデントのみならず短期研修の支援もありますので、是非ご一読いただければ幸いです。よろしくお願い致します。
 
http://www.janamef.jp
 
日本版ホスピタリスト助成要項【長期】(研修期間1年以上)
日本版ホスピタリスト助成要項【短期】(研修期間1年未満)
 
【長期】
海外で臨床研修(研修期間1年以上)を行う日本の医師を対象に助成を行います。
1)これから海外で臨床研修を行い、将来ホスピタリスト(注)を志す医師、あるいは
2)これから海外でホスピタリスト(注)としての経験を積み、帰国後は習得した経験や知見を本邦に導入し、価値の高い医療の提供に貢献しようとする意欲的な医師、
を募ります。
 
 
【短期】
海外で臨床研修(研修期間1年未満)を行う日本の医師を対象に助成を行います。
1)これから海外で臨床研修を行い、将来ホスピタリスト(注)を志す医師、あるいは
2)これから海外でホスピタリスト(注)の、病院における役割、果たす機能、働き方等について学び、帰国後は習得した経験や知見を本邦に導入し、価値の高い医療の提供に貢献しようとする意欲的な医師、
を募ります。
 
最近は、海外留学する日本人が減少しつつありますので、日本版ホスピタリスト育成に賛同される病院及び大学等におかれましても、積極的に医師の推薦をお願いいたします。
 
 
※注:米国におけるホスピタリストとは「入院患者に対して、特定の臓器や疾患の診療にとどまらず、包括的な医療を提供し、病院及び医療システムのパフォーマンス向上、価値の高い医療の提供に尽力する」医師を示す。特に日本の制度、システムの中に適応させたものを日本版ホスピタリストと称することとする。
 
 
具体的な募集の内容については、財団ホームページをご参照ください。
 
・助成事業について: http://www.janamef.jp/programs/
 
・お問合せ Email: info@janamef.jp
(公益財団法人日米医学医療交流財団 事務局)
 
<案内チラシはこちら>

 

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